この柵が国境 : ラオスの村から中国の村を見る |
||
ベンサイに戻る途中で再度ボートは接岸し、今度は中国人の村に上陸しました。建物はこざっぱりとした木造で、商店に並べてある品物には漢字表示が目立ちます。村は川沿いに延びていて、きれいに掃除された閑散とした大通りをズンズン歩いていくと、突き当たりに背の低い柵がありました。ここで中国の村は終わり、柵をまたぐとそこはもうラオス人の住む村なのです。
|
||
|
||
こちらに入ると様子は一変。高床・わら屋根の家が多くなり、道行く人々遊びに興ずる子供たちの姿も急に増えました。ラオスの村では皆人懐っこくて、取り付く島もない中国側より人間実があって温かい。子供たちと遊びながら村はずれにあるお寺まで歩き、先回りしていたボートに乗ってベンサイに戻り、こうして3日目が終わりました。 |