中でもユニークな「縦目の大仮面」は、伝説上の初代の古蜀王「蚕叢(さんそう)」を連想させる、というので注目されました。何故なら蚕叢は、「目が縦だった」と伝えられているからです。写真は1998年の特別展で、三星堆の代表として来日した仮面です。 |
蜀王なのか? 飛び出した眼が異様な「縦目仮面」 |
第3、第4展示室や売店は、ホール中央に置かれた巨大神樹を取り巻くように配置されています。モデルになった青銅の神樹(日本にも来ました)は、根元に一匹の龍、枝の上と先端にはそれぞれ鳥と飾りをつけています。
神の降臨場所、「金のなる木」伝説の表現、とか諸説あるようですが、私でしたら「鳥が太陽を運ぶ」という太陽樹説を採りたいですね。 |