登り始めて10分、やっと上の展望台まで着いたのですが、行く手にはゴツゴツとした岩山がそびえ、道がそちらに向って延びています。道が途切れていたらここから引き返したのに、続いているなら行かなくっちゃ。「毒食わば皿まで」でしょう?
この先は遊歩道と言うより登山道。風は強くなってきて手がかじかんでくるし、だんだん暗くなってくるしで、他の登山客がいなければ諦めるところでした。でも何とか一枚岩の上に到達しました! |
標高228mの一等岩からは、西側の展望が開けます |
今までは東と南方面の、先ほど行った展示館や木浦の町とか港が見えていたのですが、ここまで登ると西側の眺めが開けます。パンフレットによると、眼下に見えているのは高下島の龍の頭。その向こうには多島海が広がっています。
今島の手前を船が通っていますが、翌朝チェジュ島に向う時も同じルート。写真向って左にある木浦港を出たフェリーは、高下島を左手に見ながら龍の頭を回り、その先でUターンする形で進路を南に取りました。海上からの眺めはこちらから。 登りは苦労しましたが帰りは楽勝。お腹がすいていたこともあり、あっという間に下山を果たしました。ガイドブックには「片道40分」となっている、一枚岩への登山でした。 |