アワビのお粥

 今回の旅行の前に、有楽町にある韓国観光公社(日比谷三井ビル9階:(03)3597-1717 )で済州島観光の相談をすると、「島内の観光ポイントを効率よく巡るには、レンタカーかタクシーを利用するしかありません」と言われました。で、ホテルに着いてすぐ車の手配をしておきましたが、「日本語が話せる運転手さんを頼むと、1日130,000ウォン(約15,000円)」だとか。かなりの出費になりますが、ここまで来てて見学しない手はありません。でも、全額自己負担の一人旅はこんな時辛いですね。
東京の済州島韓国局で教えてもらった、レストラン海苑
東京の済州島韓国局で教えてもらった、レストラン海苑
 最後に、「済州島でアワビのお粥を食べたいのですが」と聞いて紹介してもらったのが、龍頭岩の近くにあるここ海苑。店内に入ると、右手にある座敷に通されました。広い部屋だったのですが先客は、鍋をつついている2人の女性だけ。席に着くと日本語が聞こえてきたので、島内観光のヒントが欲しくつい声をかけてしまいました。


 自由気ままな30代、と言う彼女達は2泊3日の済州島ツァーで来ていて、明日はエステを受けて午後便で帰国するのだとか。情報交換しているうちに同じホテルに泊まっていることが判り、それから話が一段と弾みました。帰りは一緒にホテルまで戻り、夜はコンビニで買った酒を飲みながら部屋で人生談義です。親御さんとの関係や、結婚か否かで揺れる心境まで、旅先ならではの本音話しは楽しかったですよ。これも旅の醍醐味です。
アワビのお粥は15,000ウォン
アワビのお粥は15,000ウォン
 こちらが海苑のアワビのお粥、うっすらと黄緑色をしています。アワビのぶつ切りでも入っているのかと思っていましたが、トロトロに煮込んであってどこにあるのかわかりません。昨晩木浦で食べたあのアワビの印象が強いので、ここのお粥は味もはっきりせずでちょっと期待はずれ。

 これで15,000ウォン(約1,800円)は高いかも。それに済州島のビールは1本4,500ウォン(約530円)と、3,000ウォン(約350円)だった半島と比べて1.5倍もします。支払いの時、「ワァ高い!観光地値段だ」と思いましたが、船で運んでくるのだとしたらこちらも「仕方ないかな」。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です