王宮の正面(メコン川から見ると裏手)には「私に登りなさい」とでも言いたげな階段が、丘の上へとのびています。「アー、これがプーシーの丘ね」と迷わず登っていきました。途中で8,000キップ也の入場料を支払ったあたりから、次第に展望が開け始めます。
山頂からは空港や町並み、メコン川にカーン川、今までいた王宮などが一望できます。王宮やワット・マイの姿を撮りたかったのですが、茂る木立に邪魔されて断念。でもここからの眺めは捨てがたく、ルアンパバーンを去る前日に再度登ってきました。夕陽は見られなかったものの、その日の夕景色は最高でした。 |
王宮前にある150mのプーシーの丘 頂上には仏像を祀った祠とこの塔があります |
帰りは反対側に降りて見ることにしました。内戦当時のものなのでしょうか、メコンを睨む砲台の横を通り、ジグザグの階段を行くうちに・・・、頭の中でブダペストの丘に建つ漁夫の砦とリンクしてしまいました。ドナウとメコンと川は異なるけれど、この角度で見下ろす感じがてても良く似ています。
その下には「お釈迦様の手の形をした巨岩」にある洞窟寺院があります。仏足跡が祀られた祠を見学しながらさらに下って行くと、メインストリート沿いにあるお寺の境内に出ていました。こちら側(東側)は景色も良く、見学場所もあるのでお勧めです。係員も見当たらなかったので、もしかしたら(運がよければ?)無料で登れるかもしれませんしね。 |