バガンへの船旅

 ミャンマー旅行の主な観光スポットは、首都ヤンゴン、世界三大仏教遺跡の一つバガン、中部の要マンダレー、そして独特の景観が楽しめるインレー湖、この4ヶ所です。最初と最後がヤンゴンになってしまうのは止むを得ないとして、後はどの順序で回っても不都合はありません。一番関心があったのはバガンでしたが、訪問を最後にした最大の理由は、「マンダレーからバガンへは船が利用できる」これにつきます。
マンダレーを出航して1時間、インワ鉄橋通過時の日の出です
マンダレーを出航して1時間、インワ鉄橋通過時の日の出です
 ですから、マンダレー到着時には早くもチケットを手配、バガンに行けるこの日を楽しみに待っていました。出航は6時なので4時起きし、余裕を持って5時前には宿出ましたが、外はまだ闇。「アララ少し早いかな。暗い所で待つの嫌だな」と不安な気持ちで街を抜けて行きました。でもそんな心配は杞憂に終わりました。だって埠頭は大荷物を持った人々や物売りさん達でごった返していたのですから。今度は反対に「座るとこあるかしら?」

 でもご安心を、外国人観光客は全席座席指定なのです。予約が早かったので座席番号は5番。最前列でした。船着場の売店で水とスナックを買って、これで準備万端です。ほぼ定時に出航し、丁度インワ鉄橋に差し掛かる頃日が昇ってきました。


 : バガン行き埠頭は街の南部、ミングォン行き船着場とは場所が違いますのでご注意を。また、私はホテルでチケットの手配をしてしまい18ドル支払いましたが、自分で買いに行けば16ドルで入手出来るようです。

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