このパゴダから少しオールドバガン寄りに、同じ王様が建てたチャンスィッター窟院があります。瞑想用に使われていたのか、内部はいくつかの小部屋に分かれ、外観はちっとも派手さがないのですが、ここは珍しい壁画が残ることで有名なのです。 |
モンゴル兵の姿が壁画に残るチャンスィッター窟院 |
真っ暗な院内を、持参のペンライトで一つ一つの壁を照らしながら奥へと進みます。仏陀の物語と思われる建物や僧侶の絵が続く中、明らかにタッチの異なる絵がありました。
それは弓を引く、モンゴル兵の姿です。13世紀、バガン王朝を滅ばしたモンゴル兵が上書きしたとされるこの壁画。院内は撮影禁止のため、実物をお見せできないのが誠に残念です。 |
最後に、バガン見物の必需品をもう一つ。この地域には壁画を持つ寺院も多いので、ペンライトより少し明るめの懐中電灯をお持ちください。高い所にある絵などは、ペンライトの光だとはっきりは見えませんからね。 |