ポッパ山へ

 3日目、バガンの南東にある聖地ポッパ山まで、ニァウン・ウーから直通のバス便があると聞き、バガン見学を休んで行ってみることにしました。朝8時半、村のバスターミナルに行きますと、乗せられたのはバスではなくピックアップトラック。これで片道2時間はキツイかなと思いましたが、往復1000チャット(約200円)と安いので我慢しましょう。ちなみに、タクシーを頼むと15ドルだそうです。

 タクシーと言えば、インレー湖に向かう方に情報をもう一つ。バガンを早朝の5時に出るバス便もありますが、所要時間が10時間以上とあって、中央の席に座らされると悲劇なのだとか。バガンからポッパ山を経由して(もちろん見学もして)インレー湖まで、タクシーのチャーター料は50ドルだそうです。滞在が短くてドル(FEC)に余裕がある方、シェアできる道連れが出来た方、これは使ってみる価値大だと思います。

赤茶けた大地を疾走する、われらの乗ったピックアップトラック
赤茶けた大地を疾走する、われらの乗ったピックアップトラック
 この日の乗客は、外国人観光客三分の一、残りは地元の方々という編成でした。女性は座れましたが、男性陣は後部に立ったり屋根の上に座ったりと満員御礼状態。通常なら辛い状況でしょうが、皆さん協調性と譲り合いの精神旺盛な方々で、車内は和気藹藹(わきあいあい)としておりました。

 それが証拠に、乗客の一人で中国人の尼さんが「今日は私のお誕生日」と言うと、誰かが自分のお菓子を砕いて(人数が多かったので)皆に振る舞い、全員で「Happy Birthday」を歌ってお祝いしたぐらいなのです。

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