国内移動の主力はバスですが、会社によりバスの種類(エアコンつきの新型車を導入している会社も多いようでした)、料金、そして発着場所が違いますのでホテルなどで確認のこと。チケット購入の際身分証明書(外国人はパスポート)の番号を控えます。これにやや時間がかかるので、発車15分前にはターミナルに着くようにして下さい。
ダマスカス~パルミラ : 午前中のパルミラ行きの、向かって右側の座席は直射日光が当たって大変暑いし、カーテンを閉めてしまうので外が見えません。また、遺跡は道路左手に広がっていますので(左手に見えて来るということです)、空席があれば左側の座席に移ることをお薦めします。 料金125ポンド、所要約3時間。 パルミラ~デリゾール : 11:00が始発で1日7便ですが、ダマスカスからのバスがここで休憩してデリゾールに向かいますので、時間はかなり不正確。でも乗り遅れても困りますから、時間までには営業所に行ってチケットを買い、隣のレストランでお茶でも飲みながらのんびり待つのが正解。私は事情がわからないので、営業所の中で折鶴サービスをしていました。 料金 75ポンド、所要約3時間。 |
デリゾール~アレッポ : ここで知らずに旧型バス会社のチケットを買ってしまい、窓を閉めて(つまりエアコンつき)追い越していく新型バスをうらめしく思ったものです。でも車内はとてもローカルな雰囲気で、近くの人たちとおやつの交換などしながらの移動は楽しいものでした。 料金 70ポンド、所要約4時間半。
アレッポ~ハマ : この時利用したバスは、今までで一番良いバスでした。そのせいか距離が短い割には料金は高めで 60ポンド、所要約2時間。 ハマ~ホムス : この間は「クラック・デ・シュバリエ(ホスン)」へ日帰りした時と、翌日レバノンへ抜けるための中継地としての2回利用しましたが、降ろされた場所が前日と違い(バス会社が異なったため)、セルビスで国境を越える予定がバスでトリポリへ向かうことになってしまいました。 料金 20ポンド、所要1時間弱。 |