インカの石組み技術は高く、カミソリの刃も通さないといわれています。その例として良く挙げられるのが、太陽の神殿と「12角の石」。『スペイン人は太陽の神殿を破壊し、その基礎部分を活用して自分達の教会、サント・ド・ミンゴを建てた。しかしその後の大地震で教会は崩壊し、インカの石組みだけが残った』、と言うわけです。今では観光名所となっていて、その驚異的に滑らかな石組みと、木に竹を接いだような(この場合はこう表現しないかもしれませんが)教会の、崩れた壁を観察することができます。 |
「12角の石」 |
街の路地にある「12角の石」の向かいには、本格的なフォルクローレ楽器が欲しいという方にはお勧めの「サビーノ楽器店」があります。土産物として売っている楽器は、見かけを良くするためにニスを塗ってあるので「演奏用にはならない。」のだそうです。私がここで買ったのは、サンポーニャとチャクチャ(ヒヅメを集めてある楽器)で〆て15ソル(邦貨で約1000円)でした。ただし、ワシントン条約に違反することになるので、アルマジロを使ったチャランゴだけは、「見るだけ」にしておいて下さい。 |