濁流のウルバンバ川に沿って20分も歩くと隣り駅、アグアス・カリエンテス。ここには温泉があると言うので他のツーリスト達と前後しながら、山に向かう坂道を登って行きました。道の両側には一般の民家に混じって、土産物やレストラン並んでいます。ある民家の中から「キィキィ」という動物の鳴き声がするので覗いてみると、土間には巨大モルモット(名前はクィだったかしら?)がうじゃうじゃ。あまり近寄れませんでしたが、確かに猫ほどの大きさがあります。以前TVで「家の中で飼い、必要な時には肉にして(丸焼き)食卓に出す」と放映していた、あれですね。
坂を登りきった所が温泉(入場料約100円)で、公園のような雰囲気の木立の中、露天風呂ならぬ温泉プールが見えます。当然水着が必要になりますが、道中所々に「貸し水着」屋さん(タオル込みで140円ほど)がありますので、お持ちでない方はここで借りていきましょう。 |
夕方までこの温泉を楽しみ、5時間遅れで到着した列車に乗り込んでホッと一息。クスコ着が午前1時と、何とも長い1日がこれでやっと終わりました。当時は貧乏旅行でしたので叶いませんでしたが、ゆっくりマチュピチュを楽しみたい方は、遺跡近くのホテルに泊まると良いですよ。でも今日は、予定外の温泉に入れて「ラッキー」でした。
1996年には土砂崩れで埋ってしまったというこの温泉、1998年1月に「復活していました。入って来ましたよ」とうれしいメールが届きました。5ソル(約250円)だったそうです。 |