高原列車

 クスコで1日休養を取り、翌日は高原列車に乗ってチチカカ湖に向かうことにしました。チチカカ湖畔の町プーノまでは列車で12時間、3000メートル級の高山地帯を走るというので楽しみです。 7時の列車に乗るためまだ暗いうちにホテルを出て駅へ、なのに列車がおりません。正確には、客車はあってもそれを引っ張る機関車が来ていないのです。
ツーリスト用特等車(Buffe)のチケット : 30ソル(日本円で約2100円)
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 7時が8時、9時になってもまだ来ない。他の人達は動じた様子も見せないので、「まっ、そのうち来るでしょう」とこちらもあまり深く考えないことにしました。結局、どこかの駅に止まっていた機関車が到着し、クスコを無事出発した時にはもう10時半をまわっていました。「やれやれ」。

 特等以外のクラスだと荷物を取られる心配があるというので、ほとんどの旅行者はツーリストクラスを利用しています。この車両、出入り口は車掌さんが鍵をかけてくれるので、荷物の心配をせずに停車駅で車外に出ることができます。これは有難かった。それは物売りが車内に入ってこられないという事も意味しますから、停車駅につくと面白い光景が見られます。

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