1時間ほどで展示室から出てくると、「1時から常設展示のガイドツァーが始まります」との館内アナウンスが聞こえて来ました。主な見所を1時間ほどで案内してくれると言うので、こちらにも参加することにしました。本日のボランティアガイドは小林さん。最初に本日の混雑振りを伺うと「今日は埼玉県民の日で小中学校が休みだから、土日並みに混んでいるんです。いつもなら火曜日は空いているんですけれどね」とのこと。「ナルホド」それで合点がいきました。県民の日と知っていたら1日延ばしたのになー。
さてツァーに戻りましょう。4歳から70歳代まで、年齢も性別も様々な20人ほどを従え、まずは3階の「大地を駆ける生命」展示室へ。ズラリと並ぶ数十体もの剥製は、「動き出すのでは?」と思うほど精巧で迫力があります。ここでは絶滅した動物、絶滅の淵に立たされている動物を中心に編成されているそうで、「特に見て欲しいのはこの日本狼です」と説明を受けました。日本狼の剥製は世界で数体しかなく、一般展示されているのはここだけだそうです。小さいですが見落とさないで下さいね。
3階をスタートして「科学の技術の歩み」「地球の多様な生物たち」と徐々に降りて行き、地下2階の「地球環境の変動と生物の進化」展示室で丁度時間となりました。実は以前に一度ここに来たことがありましたが、分野が広範囲にわたりしかも展示品が多いので余り記憶に残っていなかったのです。それが今日1時間案内してもらっただけで、理解度が格段に上がりました。このガイドツァー、開館日の10:30、13:00、14:00(木・日のみ13:30の回もあり)に行われているので、是非皆さんもご参加下さい。ありがたいことに、無料です。 |