2008年04月03日 : 先週末に満開になった東京の桜、土曜日には実家近くの深大寺でお蕎麦と一緒に楽しんできました。今日もポカポカのお花見日和になっていますが、新宿の歌声喫茶(酒場)家路の花見は今度の日曜日。何とかその日まで持って欲しいと思っています。皆さんはどこに行かれましたか?
先週は両国の江戸東京博物館の「天璋院篤姫展」を見て来ましたが、もうすぐ会期が終わることもあってか、はたまたTVの人気なのか、平日にも関わらずすごい人出でした。場内は熟年層で押すな押すなの大賑わい。中々展示品まで近づけず、カタログを買って帰って家でゆっくり目を通しました。 |
江戸東京博物館で開催中の「天璋院篤姫展」 |
昨年「篤姫」のキャストが発表になった時、そのイメージの違いに「大丈夫かしら?」と思いましたが、始まってみればまずまず。会場の「篤姫可愛いものね(!?)」の声に、「実際はちょっと違うんじゃない」と思いましたが、描き方によっては興味本位か暗くなりがちな幕末の大奥を、少しコミカルな要素を入れることで視聴者を引き付ける手法は評価でき、今後の展開が楽しみです。
展示品で興味を持ったのは、篤姫が御台所になる前から江戸城を無血で明け渡すまでの手紙の数々です。当初幕府側が「側室に」と考えていたこと、義父斉彬死後の篤姫の嘆きなど、その生々しさは小説以上でした。もっと早く行けば良かったな。じっくり鑑賞できず残念。 |
終わってから常設展示場に行ったら、江戸時代の一角に、朝鮮通信使のコーナーがありました。数年前にも一度見学に来ているのですが、その時には全く気づかず素通りしてたんですね。目の前にあっても興味のあることしか頭に入ってこない。勝手に選択してくれる人間の脳の不思議さを、こんな所でも感じてしまいました。 |
朝鮮通信使馬上才の図:常設展示より |
先日アップした韓国旅行の、扶余から木浦までと最後の訪問地釜山に引き続き、現在チェジュ島を製作中。新学期が始まってしまったのでちょっとペースダウン気味ですが、完成し次第ご報告します。では、また。 |