2008年06月07日

2008年06月07日 : ただ今!!藤原三代の姿を追って出かけた平泉をスタートに、三陸・八幡平・深浦・福島と回ったドライブ旅行。12日間の走行距離は2008kmでかなり走りでがあり、「東北は広いな」と実感してきました。ガソリン代の値上げが続くこの次期、ハイブリットカーにしておいて「アー良かった」。
義経が自害した高館から望む衣川
義経が自害した高館から望む衣川
 久しぶりに訪れた平泉は「平泉からHIRAIZUMIへ」を合言葉に、この7月の世界遺産登録を目指して奮闘中。海外からの観光客を意識して、英語併記の標識や解説版の整備を進めていました。

 見学の翌日、世界遺産登録への試金石にもなるイコモス(国際記念物遺跡会議)の評価結果が発表されました。当然良いニュースが聞けると思っていたのですが、皆様ご存知の通りちょっと残念な結果になってしまいました。でも逆転(?)勝利だった石見銀山の例もありますから、平泉の方々頑張って下さいね!


 2日目、遠野から宮古への峠越えでは時間通行止めにあい、40分も停められると言うハプニングもありましたが、3日目、ほぼ予定通りに久慈の琥珀博物館と盛岡の志波城跡(しわじょう:古代の城柵)を見学、無事八幡平での結婚式に参列できました。

 旅行の後半は、岩盤浴の玉川温泉・ランプの宿の青荷温泉を巡り、雷雨の弘前でお城を見学後、深浦のBunBunさん宅へ行きました。サザエにアワビに取れたての山菜料理、その上1日深浦見学のガイドまでして下さって「Bunママ、BunBunさん、ありがとう!」。

Bunママと:深浦太宰治文学館にて
Bunママと:深浦太宰治文学館にて
 深浦と言えば有名なのは不老ふ死温泉。「囲いが出来てたよ」と言う友の言葉通り、10年ぶりの海岸露天温泉は、しっかりと囲われておりました。通路には柵があってフロントを経由しないと近づけず、その上女性専用のお風呂までできています。あの風情がなくなってしまったのは寂しいですが、茶褐色のお湯と湯船からの眺めはあの時と変わらず、人の目を気にせずゆったりと入れるのは「女性には良いのかな」とも思えてきました。

 今回の東北旅行で興味を覚えたのは、平泉史館で見た「ねこ流し」。これは金鉱石から砂金を取る方法なのだとか。陸奥で産出された金が、平泉の黄金文化を育て、それが海外にまで伝わって「黄金の国ジパング」伝説となり、それが大航海時代へと繋がったかと思うと感慨深いものがありますよね。では今日はこの辺で。 

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