2009年04月11日

2009年04月11日 : 三鷹にある実家にはいつも車で行くのですが、先日たまたま電車で行ったら調布駅前で見慣れないバスを見かけました。車体に、鬼太郎、目玉おやじ、一反もめんなど、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪たちが描かれているのです。一体どこへ行くバスなんでしょうね。
調布市ミニバスは鬼太郎デコレーション
調布市ミニバスは鬼太郎デコレーション
 かなり気になったので帰宅後ネットで調べてみました。これは調布市のミニバスで、作者の水木しげるさんが調布市民なので、キャラクターを採用したのだとか。その関係で調布市の深大寺には、鬼太郎茶屋があることも知りました。深大寺なら実家から歩いても行かれる距離だし、これは行くしかありませんね。


 と言うことで今週はじめ、花見も兼ねて出かけてきました。京王線の調布駅からは鬼太郎のキャラクターが点在する天神通り商店街を抜け、深大寺まで歩きました。鬼太郎茶屋は参道の入り口左手で、店の前に鬼太郎とねずみ男が並んでいるのですぐ判ります。

 ここは以前、時雨茶屋と言う野草料理を食べさせてくれるお店でした。バスの誘導員の方に聞いてみると、オーナー夫妻が年をとって接客が出来なくなったので、6年前に手放したのだとか。経営者は変わっても、店の佇まいは昔のままです。

鬼太郎茶屋
鬼太郎茶屋
 店先には作者の等身大の紹介パネルもありました。その中の『幸福の7カ条』が面白かったので載せておきますね。

第1条:成功や栄誉や勝ち負けを目的にことを行ってはいけない。
第2条:しないではいられないことをし続けなさい。
第3条:他人との比較ではない、あくまでも自分の楽しさを追及すべし。
第4条:好きの力を信じる。
第5条:才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第6条:怠け者になりなさい。
第7条:目に見えない世界を信じる。


 店内の妖怪ショップ「ゲゲゲの森」には鬼太郎グッズが所狭しと並び、見て歩くだけでも楽しめます。庭の代表キャラクター達の前では記念撮影する人の姿も見かけました。
茶屋の庭にはお馴染みの妖怪たち
茶屋の庭にはお馴染みの妖怪たち
 ここまでは無料ですが、2階にある妖怪ギャラリーは1人100円です。妖怪達が隠れている押入れや戸棚、原画やフィギュアが並ぶ薄暗い和室の奥は、「癒しのデッキ」と銘打ったサンルームになっていました。

 鬼太郎茶屋の喫茶メニューは、目玉おやじの栗ぜんざい(500円)、ぬり壁の味噌おでん(350円)、一反もめんの茶屋サンデー(700円)などなど、食べたいと言うより、ちょっと見てみたい品々が並んでいます。

目玉おやじの栗ぜんざい
目玉おやじの栗ぜんざい
ぬり壁の味噌おでん
ぬり壁の味噌おでん

 その中で、一番見たかった目玉おやじの栗ぜんざいとぬり壁の味噌おでんを注文しました。ぜんざいは、別皿の目玉(小さな求肥饅頭)をお椀に入れて、まるで目玉おやじがお風呂に入っているようで食べるのが申し訳ないみたいでした。鬼太郎茶屋には発見する喜びも詰まっていて、まるでミニテーマパーク。鬼太郎ファンでなくとも結構楽しめると思います。

 お隣の神代植物公園では季節の花が見られますので、深大寺と結んで散策するにはもってこいですね。この日はしっかり歩いたので、家に帰って万歩計をチェックしてみたら、歩数は15,000歩を越えていました。

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