2009年07月21日 : 梅雨が明けたと言っても、何だかすっきりしない空模様が続いています。今年の気圧配置は、豪雨被害の多かった2007年(でしたっけ?)に似ているとワイドショーで言っていました。確かに各地で被害が出ていますし、全国に夏空が広がるまでは心配なことです。 | ||
車山肩ではニッコウキスゲの大群落が見られます 何を狙っているのか、高原の一角にカメラの列ができていました |
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前回に引き続き今回も霧が峰の話題です。6月末にはレンゲツツジが花盛りで、ニッコウキスゲはちらほらとしか咲いてなかったのですが、2週間後に行って見ると、高原は一面黄色に染まっていました。ニッコウキスゲの大群落、車山高原の一角にはカメラ(マン)がずらりと並んでいました。一体何を狙っていたんでしょうね? | ||
霧が峰高原散策マップ |
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この日は車山肩に車を置き、車山湿原・蝶々深山・物見岩・八島湿原・沢渡・車山肩、と周遊コースを歩きました。蝶々深山から物見岩までは、正面に槍・穂高と言った北アルプスの名峰が眺められ、ちょっとした登山気分が味わえた快適な散歩道でした。登りはそうきつくないので、お天気さえ良ければどなたでも楽しめると思います。八島湿原まで、写真を撮りながらゆっくり歩いて2時間ほどでした。
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湿原の装いは初夏から夏へと少しずつ変化し、今回はハクサンフウロ・ウツボグサ・キバナノヤマオダマキ、などの花々を見ることができました。花もきれいでしたが、2週間前と違ったのは蝶の数が多かったことです。近づくと逃げてしまうので、余り鮮明には撮れませんでしたが、何種類かはカメラにおさめました。名前だけでも知りたいと、今日は図書館で蝶類図鑑を借りてきましたよ。 | ||
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それにしても蝶の種類って多いんですね。簡単に同定できるかと思っていたのですが、結局数時間も図鑑とにらめっこしてしまいました。蝶は裏と表では模様が違い、両面の写真がないとはっきりとは判りません。左の蝶をウラギンヒョウモンと記しましたが、ウラギンスジヒョウモンかコヒョウモンかもしれません。間違っていたらどうかご勘弁を。 | ||
ウツボグサの蜜を吸うヒメシジミ:八子が峰 |
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こちらは湿原ではなく、八子が峰の南斜面で撮ったものです。表面翅の青色に、きれいに円が並んだ裏面の模様、この蝶はヒメシジミで(多分)間違いないと思います。花のほうはウツボグサ。ウィキペディア(Wikipedia)によりますと、『和名は、円筒形の花穂が弓矢を入れる靫(うつぼ)に似ていることに由来する。』だそうです。
放送大学の期末試験を1週間後に控え、本来なら勉強に集中しなくてはいけないのに、このページを作るのに(蝶の同定に)ほとんど1日かけてしまいました。アーア。 今回授業を取った「途上国の開発」も「アグリビジネスと農業・農村」も、経済学の要素が強いので私にはかなり難しいのです。当分は寝る間も惜しんで勉強に専念しないと、試験に通りそうにありません。その間更新できませんが、皆さん応援していて下さいね。 |