2010年05月09日プノンペン発 : 昨日の朝、大きな銅鑼(ドラ)の音で目が覚めました。時計を見るとまだ6時。何事かと外を見ると、楽団を乗せた軽トラックを先頭に白い服を着た人たちの列が見えます。その後に続く亀甲船のような屋根を持つ車を見て「アッ、お葬式だ」と気づきました。 |
大音響と共に進む葬列 |
その葬列が突然止まり |
マンションの角まで来ると突然音楽が止み、山車も停車しました。世話人らしき人が指示を出し道路にゴザを敷かせ、山車に乗っていた遺族をその上に誘導しています。 |
ある方向に向かって遺族が祈りを捧げています |
並んで座った遺族は、ある方向に向かって祈り始めました。彼らの視線の先には交通量の多い交差点があります。こちらの葬儀事情を知らないのでこの行為が一般的なのかどうかは判断しかねますが、亡くなった方は交通事故だったのかもしれませんね。
それにしましてもこちらの冠婚葬祭は音楽・鳴り物つきで賑やかです。それも早朝・深夜に関わらず大音量で流すのですからたまりません。先日も向かいで結婚式があったし、近所で儀式が続くと睡眠不足になってしまいます。多分誰もそんなことは気にしていないのでしょうが、アー眠い。 |
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昨年1年間取り組んでいた卒業研究、「埋納土器についての考察」をPDFファイルにまとめました。本文20ページ、図版・写真注など32ページ他の計67ページ、4101kbのファイルです。
「埋納土器についての考察」:2009年度卒業研究報告書(4101kb) |
唐古・鍵遺跡出土のヒスイの勾玉 |
唐古・鍵遺跡出土の『褐鉄鉱容器に入ったヒスイ勾玉』に魅せられて、各地を歩き回って資料集めをした研究の報告書です。考古学の素養が無いためテーマの展開法や後半の図版作成には苦労しましたが、それだけに仕上がってみると愛着も一塩です。
専門の勉強した方には物足りないかもしれませんが、縄文時代に興味のある方は是非読んでみて下さい。アドバイス・修正・感想・コメント、何でもお寄せいただけましたら幸いです。 |