| 2010年12月09日 ： 体調が悪くてご無沙汰してしまいました。実は先月末に中学時代のクラス会があったのです。参加者19名の中には「街で会ったらまず判らないだろう」と言う人もいましたが、話し出すとそれぞれが「変わってないね」と言い交わしていました。個性って、中学でほぼ固まるんでしょうかね。
懐かしい顔に囲まれて楽しい一時を過ごしたのですが、二次会に向かう直前にそれが暗転、急に気分が悪くなり動けなくなってしまったのです。結局救急車を呼んでもらう騒ぎになり、尻切れトンボのクラス会になってしまいました。帰国後も忙しい日が続いていたので疲れが溜まっていたようです。それにしてもビールをコップ3杯飲んだだけで天地が引っくり返ってしまうなんて、健康には気をつけないといけませんね。 |
 レオニー：イサム・ノグチの母レオニーの物語 |
| と言うわけであれ以来「今日できることでも明日にしよう」と自分を緩め、アルコールも飲まずに体調の回復を待ちました。今週に入りようやく落ち着いてきたので、昨日は久しぶりに新宿に出て映画を観てきました。前から気になっていた作品、「レオニー」です。
静かな音楽の流れる中、日米両国の美しい自然をバックに話は進んでいきます。その美しさに呼応するかのように、人生の岐路に立ったときのレオニーの決断は一刀両断の冴えを見せます。打算が微塵もないその厳しさには「ハッ」と胸をつかれる物がありました。例えその先が貧しく険しい道であろうと、人に迎合することもなく信念を貫き通す、その潔さはあっぱれ見事です。この母あってのイサム・ノグチ、お奨めです。 |
|
|
 新宿駅サザンテラス口のイルミネーション |
| 帰りに東急ハンズに寄って外に出ると、5時前だと言うのにもうこんなに暗いのです。冷え込みは厳しくなかったけれど、イルミネーションが夜空に映える季節になってきました。忘年会などでお酒を飲む機会が増えるこの季節、皆様どうかお体だけは大切に。 |