明けましておめでとうございます!ジャスミン革命・震災・ギリシアの財政危機等など、世界的にも足元が落ち着かない2011年が終わり、何とはなしに明るい気分になる新しい年の始まりです。見落としたくない箱根駅伝は録画予約をし、2日は昨年同様高尾山に初詣登山に行ってきました。
予報では「晴れ」でしたが山頂から富士は拝めず、途中パラパラと小雪が舞う変わりやすいお天気になりました。陣馬山まで歩ける時間ではありましたが、雨具を持参しなかったので今回は縦走はやめ相模湖に降りることにしました。相模湖へはいくつかの下山路がありますが、城山山頂「歴史案内図」の右上に書かれた『照手姫伝説』が気になり、小仏峠からの甲州道を歩くことにしました。
解説板に書かれているように照手姫は小栗判官とゆかりの深い女人です。異形で蘇生した小栗判官は紀州湯の峰温泉の壺湯に入って元の姿に戻り、照手姫と結ばれたと伝えられています。私は見ていませんが、歌舞伎や宝塚の題材にもなっていますからご存知の方も多いかもしれませんね。
甲州道は歩きやすく30分ほどで自動車道に出ました。ここから標識に従って歩くこと20分、照手姫の水鏡「七つ淵」に到着しました。淵と言っても訪問時は水量が少なくてチョロチョロ。斜面に水たまりが連なったような感じです。伝説の世界にひたるには梅雨時など水量の多い時の方が良いかもしれませんね。ここから相模湖駅まで、小原宿本陣の横を通って4㎞ほど、結構距離がありました。家に戻って歩数計の目盛りを見たら22,239歩、心地よい汗をかいた約7時間のハイキングでした。