先週末、昨年入った「江戸歩きの会」の面々と大山登山に行ってきました。赤坂見附から大山街道を歩き継いできた会の最終回で、登頂組と下社参拝組の二コースが用意されていました。最近は平地しか歩いていないので不安もありましたが、買ったまま眠っているストックの使い心地を試めそうと登頂組に申し込みをし、当日を迎えました。
ケーブル駅へと向かう参道の土産店に、どこかで見たようなワンちゃんが座っています。横を見ると撮影準備しているスタッフが見えましたので「アレッ、まさお君かな?」とパチリ。自宅に戻って検索すると、「ポチたま」のまさお君は既に亡くなっていて、現在は三代目のまさはる君が活躍中なのだとか。確かに良く見ると首のバンダナに、「まさはる君」と書いてありました。
大山の標高は1252m。ピラミッド型の美しい山容は古来より霊山として崇められ、信仰登山の対象とされてきました。現在は中腹までケーブルカーが利用できますし以前にも登っているので、まあコースタイム通りでいけるだろう、と思っていましたがっていますが当時とは年齢が違っています。予想以上の急坂に四苦八苦、ストックの有難さを痛感しました。
打ち上げの宿は、400年の歴史を持つ老舗旅館「東学坊」です。豆腐料理で有名な宿坊で、この日の献立は「胡麻豆腐・豆乳とほうれん草のブルーチ・豆腐と秋鮭のムース・豆腐と帆立と海老のしんじょう」など10品以上。スーパーの豆腐とは一味も二味も違う湯豆腐の濃厚さ、趣向を凝らした豆腐料理の数々には魅了されました。最後にちょっとしたトラブルもありましたが、概ね満足の大山登山でした。