大雨被害に猛暑とアップアップ気味の日本列島。今日は信州の高原(毎度おなじみの八島が原湿原)から、蝶たちの様子をお届けします。
まずはこちら、アザミの蜜をすうヒョウモンチョウです。個体数も多いので、八島が原湿原を歩けば必ず出会えますよ。
お次は、孔雀の羽のような模様が印象的なクジャクチョウ。見つけると「ヤッターッ、ラッキー!(^^)!」と思える、会えて嬉しい蝶の一つです。
さてこちらの蝶、模様も色合いも特徴があるので図鑑で簡単に名前を調べられると思っていたのですが・・・・、わたしの持っている蝶類図鑑では特定できませんでした。どなたか教えて<(_ _)>。
本日の真打は、長距離を移動することで知られている大型の蝶、アサギマダラです。各地でマーキング調査も行われていて、本によりますと「2000㎞以上飛んだ例」もあるそうです。草原の風に乗ってフワリフワリと優雅に飛び、一度蜜を吸いだすと人間が近づいても気にもかけない、撮影者にはもってこいの被写体です。
アサギマダラの雌雄は、後翅の裏側下部にある黒(赤褐色)班で見分けます。斑紋があるのでこちらは雄。次の動画は雌のアサギマダラです。後翅に注意して見比べてみてくださいね。
風や他の蝶の妨害にもめげず、夢中で大好物のヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラの姿。翅を閉じているシーンが多かったのでよく観察できたと思いますが、さあ、見分けつきましたか?