展示会終了のご報告もしないまま1か月がたち、気づいてみればもう10月も終わりなんですね。先月末のゼミ合宿以来、放送大学院の修士論文作成にかかりきりです。何故なら、担当教授から資料の不足を指摘されてしまったからです(^_^;)。本来ならサクサクと書き進めている時期なのに、足りない資料の収集に多摩センターの埋文センターに通ったり、追加のデータを入力して作表をし直したりと毎日青息吐息。今月中には大方書き上げなくてはいけないのですが、間に合うかしら???
テーマは卒業研究でも取り上げた「物を入れて埋められた土器」の継続研究で、タイトルは『縄文時代中期後葉に見られる埋納土器について』としました。今から5000年ほど前の時代が対象時期で、画像は長野県茅野市聖石遺跡の出土例です。埋納土器は埋葬などに使われた埋甕と違って検出数が少ないのが不安材料でしたが、努力の結果(?)100を越えるデータが収集できました。土器に入れられていたのは石斧や土器などでしたが、これを住居形式別に集計してみると面白いことが見えてきたのですよね。
集めたデータをどう料理し文章にすれば説得力のある論文ができるのか、さあこれから試行錯誤の短期決戦が始まります。先行研究は多々あれど、他人様のコピペだけはしないよう頑張らなくっちゃ。まだゴールは見えていませんが、このテーマに興味がある方、来月の続報をお楽しみに。
コピペと言えば連想するのは例の件。その後報道がなされておりませんが、どうなったのでしょうね小保方さんのSTAP細胞。