10日に山荘に来てからずっと、1日のうちどこかで雨が降る、といった天気が続いていました。梅雨空のようなその合間を縫って、奥蓼科の横谷渓谷を歩いてきました。「横谷峡遊歩道」となっていましたので軽い気持ちで歩き出したのですが、王滝付近から急こう配の山道になってしっかり汗をかかせてもらいました。
画像は最奥のおしどり隠しの滝。川べりには明治温泉が建っているので、この滝見学だけなら車でも来られるようです。鉄炭酸泉と言うその温泉の成分が含まれているからでしょうか、鉄褐色の滝つぼの色と緑のコケ(か微生物)のコントラストが素敵でした。
ここからは前回に引き続き、最近見かけた蝶特集です。まずは八島湿原で見かけたスジボソヤマキチョウ。翅を広げたところを撮影できなかったので念のため、八島ビジターセンターあざみ館で確認してきました。
まるで枯葉のようなこちらの蝶、後ろ翅にある白色のC字模様が確認できシータテハとわかりました。湯ノ湖のレストハウスで見たエルタテハ同様、タテハチョウ科の蝶です。
今日ベランダにキベリタテハが迷い込んできましたが、カメラを取りに行っている間に逃げてしまいました。屋内でバタバタしては翅が傷むので蝶のためには良かったのですが、残念ながら撮影ができませんでした。なので、こちらの画像は知人が数日前に撮ったのを借用しました。
本日ご紹介した蝶はどれも、図鑑「日本のチョウ」の珍しさ度で3にランキングされていました。ちなみに珍しさ度は5段階評価で、馴染みの深いアゲハチョウやモンシロチョウは珍しさ度1。前回ご紹介したアサギマダラは2、エルタテハとアサマイチモンジは3となっています。