人間の意識でも食べ物でも「所変われば品変わる」ですが、「うなぎの蒲焼き」で昨年友人達と食べに行った「バカヤロー」という名のギリシア料理を思いだしていました。以下は昨年(1996年5月)の日記です。
友人達とミコノス島に行った帰り、プラカの行き付けの日本食レストランで、板さんとおしゃべりを楽しみながら夕食を取っていました。食事も終わりに近づいたころ彼が、「皆さん、バカヤローって食べたことありますか?」と一言。 「エー、ウソでしょう?」 「本当っすよ。皆さん知らないんですか?」 |
しばらくその話しで盛り上がりましたが、我々の誰もが実物を見たことが無いと知ると、板さんはニヤニヤと実態を明かすのを避けてしまいました。「私が話すより、実物を食べたほうが良いでしょう」と言うわけです。お寿司とお茶ですでにお腹は一杯でしたが、なにぶん好奇心旺盛なメンバーが揃っていましたので、板さんに教えられたお店にゾロゾロと出かけてみました。
「バカヤロー、エナッ?」(バカヤローありますか?の意) |