さようなら、ラタナキリ

6日目 : いよいよプノンペンに戻る日です。市場で指輪を受け取り指にはめ、ルンルン気分で空港に向かいました。出発1時間前になり、乗客は徐々に集まってきましたが、飛行機どころか窓口にも人の気配がありません。飛行機のない滑走路はかっこうの通学路。人懐っこい子供たちの写真を撮ったり、他の観光客たちとおしゃべりをして飛行機の到着を待ちました。
プノンペンからの飛行機が到着
赤土を巻き上げ、プノンペンからの飛行機が到着
 11時近くになってやっと職員が現れ、搭乗手続きが始まりました。プノンペンからの飛行機が到着したのはそろそろお昼、と言う時間です。結局この日、飛行機は1時間半ほど遅れての離陸。知人に迎えを頼んでいたので一人でハラハラしていましたが、皆さんは結構この”間”を楽しんでいたようにも見受けられました。正確な時間で運行される方が珍しい、ことなのかもしれませんね。


 6日前には不安な気持ちで見下ろしたジャングルを、今は「この赤土の道をバイクで走っていのか」と懐かしい気持ちで見つめています。将来この地域には、サファリパーク的観光開発も予定されていると聞きました。ラタナキリを知ってもらう事には賛成ですが、安易なリゾート開発だけはして欲しくないもの。自然が今のまま残りますように、そう祈らずにはおられません。

「さようなら、そしてありがとう、私のラタナキリ!」

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