ティーローミンロー寺院から城壁へ向かって走ると、左手に見えてくるのが仏陀の一番弟子、アーナンダの名を冠したこの寺院。張り出して付けられた4つの入り口、直線を強調した本堂の外壁、中央塔へと導く上層階のライン、計算されつくしたフォルムは流石に「バガンで最も美しい」と言われるだけのことはあります。 |
Kyansittaha(チャンスィッター王:1084-1113年) |
外観も美しいのですが、内部に安置された9.5mの立仏も荘厳でしたし、何より本堂を取り巻く回廊の壁龕(へきがん:彫像などを置くため、壁面の一部をくぼませたもの)が素晴らしい。容姿も内容も完璧な、バガンの女王様、と言ったところでしょうか。
マンダレー近郊のアマラプラにあるチャウットーヂー・パゴダは、ここを模したものです。 |