洞窟寺院と言いますとピンダヤが有名ですが、ここカローにも小規模ながら洞窟寺院がありました。竹仏の寺から歩くこと30分、一山越えて来るとこのパゴダ群が見えてきます。境内に立ち並ぶ仏塔の数々は微妙に異なり、中でも白眉はある仏塔に刻まれた陰刻の仏様。どの角度から見ても視線が追ってくるのだとか。お顔もとてもチャーミングですので、時間があったら探して試してみてね。 |
境内に立ち並ぶ仏塔群:背後の岩山内が洞窟寺院 |
洞窟内部の入り口付近はタイル張りの床で、照明もついていますが、奥に入ると明かりもなく通路も自然のままです。小石混じりの湿った地面を裸足で歩くのに最初は抵抗がありましたが、「郷に入っては郷に従え」。ここはミャンマーなのですからそれを楽しんでしまいましょう。 |
仏像がぎっしりと並んだ、洞窟寺院内部 |
一応ライトは持参しましたが、お寺の方が懐中電灯を照らしながら「ここにも仏像が、ここには化石があります」とジェスチャーで指差し教えてくれます。本洞窟だけでなくお隣の小さな洞窟、周辺の仏塔群まで案内してくれました。上述の陰刻の仏様を教えてくれたのもその人なんですよ。ここも竹仏寺同様で入場料は取ってないので、帰りに薄謝を置かせてもらいましたが、そのうち拝観料を取るようになってしまうかもしれませんね。 |