リマ滞在中、大統領官邸も見に行って来ました。官邸前の広場には戦車なども配置されていて、ちょっと物々しい雰囲気でしたが、道行く人々はいたってのどかな様子。日本人と知ってか知らずか良く声をかけられました。「フジモリは良くやっている。日本から援助を引き出したんだから」と大方が好意的。こちらも良い気分で応対できました。
町の散策や博物館巡りの合間に、最初の目的地クスコ行きチケット(片道で59ドル)の手配をしました。インカ帝国の首都だったクスコにはリマから飛行機で1時間。距離は短いものの、6000メートル級のアンデス山脈を越えて行くため、気象状況の安定している午前中のフライトしかありません。飛行機は小さく強風で飛べない時もあるため、「満席になりやすい路線」なのだとか。リマに着いたら何はともあれ、席の確保だけはしておきましょう! |
フライト当日、6時半の飛行機に乗るため、5時前にロドリゲスの家を出て空港に向かいました。早朝のリマ空港は、大きな荷物を持った人達でごった返しています。グァテマラでもそうでしたがこの国でも、インディオと呼ばれる彼らは私たち同様、物を包む文化を持っているようです。色彩は違えど(とてもカラフル)、大風呂敷姿にはつい親しみを感じてしまいます。が、まるで引越しか難民のような大荷物を持った人々が、カウンターに殺到する様は迫力を通り越して怖いほどでした。 |