「神の都」テオテワカン。紀元1~6世紀、メキシコ中央高原に花開いた文明の故郷です。シティの北バスターミナルから約1時間、起伏のない乾いた大地の真っ只中でバスを降ろされました。遺跡に入りますと、「ワォ、どうしよう!」と一瞬体が固まってしまいました。どちらに行ったら良いのかわからないほど広いのです。 |
テオティワカン : 太陽のピラミッド |
見まわすと、左手遠くに2つのピラミッドが見えました。「あれが太陽と月のピラミッド」、ではあちらに行けば良いのかと歩き出しそうになりましたが、「待てよ?!」。右手にも石造物があり、ツァーらしき集団がそちらに向かっています。
「何かあるのかな?」と付いていって良かった。そこにはケツァルコアトル(羽毛のある蛇)のピラミッド(神殿?)があったのです。「クワバラ、桑原」。こんな大事な遺構を、危うく見落とすところでした。 |