バガン上陸

 エーヤワディー川は大きな川なので揺れることはないのですが、乾期の2月でしたから水量が少なく途中浅瀬も現れました。そんな時は最徐行、風景の中に点在するパゴダを眺めながら、ゆったりゆったりと進んでいきます。読書をする人、日光浴をする人、食堂でビールを飲みながら歓談する人達・・・、皆それぞれに船旅を楽しんでいます。
接岸したのはオールドバガンの船着場(まだ未整備?)
接岸したのはオールドバガンの船着場(まだ未整備?)
 「まだかな」と心配になってくる頃、左岸にパゴダや寺院の尖塔が密集して見え始めました。港が見当たらないのでまさかと思いましたが、ここがバガン。船はパゴダ達に引き付けられるように近寄っていって、何にもない砂地に接岸しました。観光客はこの斜面を登って村に入るのです。マンダレーを出てから11時間経っていました。


 写真を撮りながら最後尾で登りきると、道端に人だかりがしていました。地面に直接机を並べただけの、ここがバガン入域料の徴収所。パスポートのチェックを受け、10ドルのバガン入域料を支払います。
入域料の支払い
入域料の支払い
大切な領収書
大切な領収書

 この時もらう”ちゃち”な領収書は大事です。ホテル到着時に提示を求められ、「払ったけれど領収書を紛失した」旅行者が、「証拠がないから」ともう一度10ドル取られていました。値10ドルの紙切れ、どうか大切に。

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