ここで聞いたベトナム戦争の話の中で、最も衝撃を受けたのは「モン族の悲劇」。『アメリカは山岳での戦闘に秀でたモン族を、兵士として訓練して最前線で闘わせていたが、撤退には彼らを戦場に置き去りにした。そのため多くのモン族兵士が戦士下』など等。
A4紙に細かい字でビッチリと書かれた、彼のベトナム戦争論に現在の地元情報を交えながらの昼食会。内容濃厚でした。 |
何族の方かはわかりませんが、 市場で見かけた民族衣装のお年寄り達 |
ラオス国内を通っていた補給路、空爆によりカンボジアやラオスに落とされた爆弾、兵士にされた山岳民族、「あの戦争はベトナム国内だけではなかった」んですね。周辺諸国をも巻き込んだ大国アメリカのエゴに、改めて憤りを覚えてしまいました。一体国家って何者なのでしょう?
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話は重苦しかったのですが、その歴史を微塵も感じさせないほど、市場は活気に溢れていました。散策しているうちだんだんと、「♪良いな良いな、人間って良いな」って気持ちになってきました。 |