レバノンへ

 レバノンへはダマスカスからセルビス・タクシーでベイルートに抜けるのが一般的。他にホムス・トリポリ間の国境も開いているというので、トリポリのお菓子が食べたくて今回はここを通ってみました。が、ホムスのターミナルでセルビスのつもりで買ったチケットがバスだったとは! 旅行も後半になり疲れが溜まってくると、頭の回転も反応もかなり鈍くなってくるものです。

 何故タクシーが良いかと言うと、国境通過に要する時間がダントツに短くて済むからです。40人より4人の方が、手続きが早いですからね。


 「まあバスもいいか」と気を取り直し、バス待ちタイムをここでも折鶴の大サービス。紙がなくなると新聞を買って、内職のように折り続けました。だってここで小さな商売をしている子供たちが、「僕にも!」「次は僕!」とせがむのです。一人の少年は大小2つの折鶴をひもで軒に吊るし、うれしそうに「見て!」。いい笑顔でした。

ホムス~トリポリ : バス料金4ドル、所要約4時間。陸路の場合出国税は不要です。セルビスの料金はわかりませんが、人数が少ない分(国境での手続き)時間はやや短縮されるかもしれません。

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