仏塔

 ここから仏塔の建つ向かいの山頂までは、下界の眺めも良くて快適なハイキングコース。10分ほどで本日の目的地、歴代の王が建立した三基の仏塔の前までやってきました。建造時期は奥から順に17、19、20世紀と、手前にくるほど新しくかつ豪華です。
仏面を戴く塔
仏面を戴く塔
 写真の塔を建てたのは、現シハヌーク国王の前の統治者、モニボン王。バイヨン風に仏面を戴き、金色に輝く塔は三基の中で最も印象的。”モニボン”ってどこかで聞いたことある、と思いましたら・・・。そう、プノンペンを南北に貫く大動脈、”モニボン通り”で聞き馴染んでおりました。


 帰路は、林の中の道を通って駐車場に直行、予約していた茶店でお昼ご飯を取りました。ここで用意してくれるのはご飯とスープ、おかず(焼き魚、揚げ物、漬物等など)は並んだ露店で買ってきます。茶店の女主人、私たちの姿を見るとやおら鶏を掴んで裏に行き・・・、スープと言っても絞めるところから始めるので時間がかかります。昼寝するなりおしゃべりするなりして待ちましょう。

 蛇足ながら、奥にもう一つかなり大きな塔を建てていましたが、あれは現国王のものでしょうか。でも、こんなこと言ったら不謹慎ですね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です