佐原発

9月13日 7時半、リュックを背に続々と集まってこられる面々は、ここでも中高年がメインです。どの方も大きなイベントに参加する喜びで顔は紅潮、まるで小学校の遠足のようにはしゃいでいました。受付で地図とワッペン・帽子を手渡されると、いやでも期待と不安に胸が高鳴ります。

 参加人員が多かったせいか出発は30分遅れの8時半。”御用旗”を先頭に隊列を組むと、「はい、今日は6キロ歩行でお願いします!」。(えっ!それって時速6キロのこと?)

旅立ち
旅立ち
 不安は適中。会場を出た一団は脱兎の如く歩きだし、時速5キロが限度の当方はついて行くのがやっと。頑張って歩いても、いつのまにか最後尾付近になっていました。登山なら体力の弱い者を前に入れて歩き、リーダーはその人達にあわせて休みを取ります。ところがこの会は強者が基準らしく、体力・経験のある人たちで先頭集団を結成、新参者などは排除するかのようです。

 やっと休憩場所に到着したと思ったら、先頭からはすぐ「出発!」の号令。「水分は各自、途中のコンビニなどで補給して」と言われても、そんな芸当できるはずもない(寄り道したら余計に遅れるますから)。まるで八甲田山死の行軍、必死で歩いて「まるでサバイバルゲームだわ!?」

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