古代の彩色画

 標識にそって十字路を左折しましたが、しばらくは薄暗い樹林の道。一人で様子の判らない森を歩くのは不安なもの、最初にこの岩を目にした時は正直ホッとしました。自然の造形なのか、少しは人の手が入っているのかわかりませんが、何とも不思議な形をしてます。
最初に目にした奇岩、Kok Ma Noi
最初に目にした奇岩、Kok Ma Noi
 周囲には石の卒塔婆(らしきもの)が配され、まるで結界。ここは修行の場所だったのでしょうか、それとも宗教儀礼の場かな?


 なおも進みますと右手の斜面に大きな岩が見えてきました。丁度反対方向から降りてきた人がいましたので「何かあるのですか?」聞きましたら、こちらが「Rock Paintingのある岩」だとか。
古代の彩色画 : 岩陰に描かれた人物像
古代の彩色画 : 岩陰に描かれた人物像
 指差された窪みを見に行きますと、こちらには牛、こちらには人と、意外と鮮やかな絵が見て取れました。これは狩猟採集に明け暮れていた、先史時代の人たちが残したものだそうです。

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