岩戸と呼ばれている穴は予想よりはるかに小さく、人一人がやっと「這って入れる」程度。手前の鳥居で人の背丈(1.6m)ほどです。アマテラスがここから這って出てきたとは、あまり考えたくありませんが、清らかな水と彼女が結びついた伝承なのでしょう。 |
天の岩戸入り口標識 |
中からは流れ出る水は竹筒に導かれ、写真を撮っている間にも何人もの方が水を汲んで行きました。口にしてみると冷たくて甘露。岩戸から流れ出る水は、日本「名水百選」にも選ばれ、志摩用水として飲用水にもなっているとか。道理で、ポリタンクを持って水を汲みにきた三重ナンバーの車が何台か、岩戸の近くまで入っていたはずです。
でも何故か湧き出し口の近くには、「生水は飲まないで」の立て看板。「エッ!」 。 |