マジック・ビジョンでもわかりますように、王様は銅鏡や銅剣や勾玉に囲まれて眠っています。記録によりますと副葬品は、中国鏡30面前後、青銅の武器が8口以上、ガラス勾玉、そしてガラス製”壁”。
周囲に聞く人がないので確認できませんでしたが、腰のあたりに見える緑色の円盤が”壁(へき)”だと思います。 |
三雲南小路遺跡の王墓から出土した”壁” |
帰ってからこの”壁”の行方を調べまして、関東大震災で焼失したとの記述を見つけました。この世に存在していないなんて、残念です。
もう1ヶ所の出土地、前原市の伊都国資料館に後日立ち寄りました。そこの「王がいた証」という小冊子に、三雲南小路遺跡の王墓から出土した”壁”の写真が出ていましたので、参考品としてここに載せておきます。 |