尖石縄文考古館

 山荘のある八ヶ岳山麓は、幸せなことに縄文遺跡が多いのです。途中にある尖石考古館へは、”縄文のヴィーナス”と呼ばれる素晴らしい土偶があるので何度か足を運びました。ところがある時行ってみたら、「新館建設のため休館」の張り紙。
旧尖石考古館
旧尖石考古館
 旧館閉鎖中に八ヶ岳博物館で「なぜ新館を建設するんでしょう?」と尋ねたところ、「平成7年(1995年)にこの土偶が国宝に指定されまして、今までの施設だと保存と展示に問題があるということで新館建設という運びになりました」との返事。
平成12年7月、国宝のヴィーナスのために建てなおされた尖石縄文考古館
平成12年7月、国宝のヴィーナスのために建てなおされた尖石縄文考古館
 平成12年(2000年)7月、新しい考古館が「尖石縄文考古館」と名称を変えてオープンしたと聞きました。”縄文のヴィーナス”ちゃんの新居がやっと出来上がった、と言うことです。新たに”縄文”という名を冠した新居、彼女がどんな部屋に落ち着いたのか再会を楽しみに行って来ました。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です