どこか見晴らしの良い場所で食べようと、朝食のバナナとパンをショルダーバックに入れてきました。参道の石段を少し登ると親子連れの猿などが現れ、最初は珍しくてカメラを向けたりしていたのです。ところが次の瞬間、大きなオス猿が2頭、牙をむいて飛び掛ってきたのです!!! 咄嗟にバックを振り回して相手を避けましたが、敵は尚も犬歯を剥き出しにして攻撃の構え。これには「どうしよう!?」とひきつってしまいました。 |
お供えをもらう猿 |
狙いはどうやらバックの中の食べ物。あちらが待ってくれれば、全部上げたいのですが、目をそらせたらガブリとやられそうで、それも出来ない。幸い、観光地だけあって人は途切れなく通ります。その人達が交代で猿を威嚇し、何とか逃がしてくれましたが「アー、怖かった」。
頂上に着くと直ぐ、食料はパゴダにお供えしました。上の写真は、誰かがそのお供え品を猿に与えている所です。この猿は小柄でしたから私を襲ったオス猿ではなく、メスか子供の猿でしょう。 教訓: ここには食べ物は持ってこない、もしくは何人かで行動すること。 |