東海岸にある香深港から西海岸の桃岩荘まで、ユースのトラックに揺られて行くも良し、歩いても良しですが、林道の入り口や桃岩登山口で下ろしてもらうこともできます。まだ日は高いし天気も回復の兆しあり。荷物をトラックに預け桃岩展望台に登って行くことにしました。 |
高山植物が咲き乱れる”桃岩フラワーロード” |
『島の南端を歩く桃岩展望台コース。元地灯台へと続く2.5キロの桃岩歩道は、草地や岩場、湿地など変化に富み、礼文島に咲くほとんどの花を見ることができます。』とパンフレットにあるように、このコースは展望と高山植物の両方が楽しめます。
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濃い紫のミヤマオダマキ、白い花弁が風に揺れるハクサンイチゲ。これらの群落が斜面に広がり、その中にピンクや黄色の花々が点在している。眼下には青い海、水平線に浮かぶのは利尻富士。と、ここは文字通り桃源郷。盗掘防止のため歩道の両側に設けられた柵が道案内となり、霧の中でも迷うことなく花の観賞が出来そうです。 |
レブンキンバイソウ |
レブンハナシノブ |
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有名なレブンアツモリソウをはじめ、「レブン何々」と”レブン”が冠されるのは、礼文島の固有種です。最初はほとんど見分けがつかず、撮って来た写真を自宅でじっくり見比べて少し違いが判るようになってきました。花の解説は礼文島のHP内”花図鑑“に詳しく出ていますので、そちらを参考になさって下さい。 |