展示館の正面が正房の滝、なんだそうですが降り口が見当たりません。キョロキョロしていたら通りががりの人がジェスチャーで「滝はあちら」。展示館の裏側に回ってみると、立派な道が滝の入り口まで続いていました。こちらは別料金で2,000ウォン。入り口からは階段まじりの遊歩道が海岸にまで延びています。 | ||
直接海に流れ落ちる正房の滝 |
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ドンドン降りていくと波の音に混じって絶え間ない水の音が聞こえ、やがて姿が見えてきました。海に流れ落ちる、高さ23m、滝つぼの深さ5mの正房の滝です。
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滝つぼまで降りていくと、その右手に文字らしき物を刻んだ石がありました。この不思議な図柄は中国の古代文字と目され、「徐市(福)過此」、つまり「「徐福がここを通り過ぎた」と書かれているのだとか。 | ||
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同様の岩刻文字(ペトログラフ)は朝鮮半島東側(慶尚南道:キョンサンナンド)の南海島(ナムヘド)にも残されており、そちらの文字は「徐市起礼日出:徐福がこの地で朝日を拝んだ」と解読できるそうです。
画像処理をしていて気になったことが一つありました。アニメの最後に出てきた岩刻文字と滝の横の文字、比べてみるとビミョウーに異なるのです。ホラ右下の「鳥居」のような形とか、その上の「本」の様な物、少し違うと思いませんか?どうもアニメの文字は南海島の「徐市起礼日出」の方らしいのです。実物を見ていないので断定はできませんが関係者の方、一度アニメのチェックをして下さい! |