昭和9年(1934年)の発見と同時に始まった、「王塚」保存の歴史。個人の熱意が地域住民・行政へと波及し、壁画模写・雨漏り対策・環境整備、と地道な保存活動が続けられたそうです。その夢と努力が結実したのが、「コダイム王塚」。
中心施設王塚装飾古墳館は、実物の王塚古墳と向き合うように建てられていて、ロビーの窓からはなだらかなスロープを描く古墳の姿が良く見えます。 |
王塚古墳と向き合うように建てられた王塚装飾古墳館 |
内部見学について : 石室を密閉する保存施設が完成した平成2年(1990年)から、春と秋の年2回、石室の公開が行われてます。といっても、石室の中に入れるわけではなく、観察室のガラス窓越しに内部をのぞく、ことになります。どちらも期間が短い(2日間だったかな?)ですから、詳細は古墳館にお問い合わせ下さい。 |