遺跡ルック

 お気に入りのガーナの民族衣装を参考にして、ギリシア・エジプト旅行用に服を作りました。シーツのような大きさの白い布を二つに折り、両サイドを縫って頭を入れる穴をあける。前面には飾りも兼ねた大きなポケットをつけて、はいこれで一丁出来上がり。名づけて”遺跡ルック”。
私の"遺跡ルック"
私の”遺跡ルック”
 陽射しは遮れるし、体との間に空間が出来るので風は入ってくるしで、40度を超す過酷な真夏のエジプトでも快適でした。下の写真はカイロ名物「鳩料理」店に行った時のもの。客を歓迎する音楽を奏でてくれる楽団ですが、彼らの服装”遺跡ルック”と良く似ていますよね。
エジプトの民族衣装
エジプトの民族衣装
 私が「イスラムの男性服を参考にした」のですが、ガーナの場合カラフルな物ばかりで白は余り見かけなかったのでまさかこんなに似た感じになるとは思っていませんでした。前を通過する時、「オッ、俺達のと同じだね」って雰囲気の視線を感じ、照れ臭いような恥ずかしいような複雑な気分を味わいました。

 その後もこの恰好で街を歩くと、親しげに声がかけられることがありました。アラビア語はわかりませんが、「どこで買って来たの?」「俺の服と取り替えようよ」・・・、と、多分こんなことを言われていたようです。

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