環濠集落ゾーンにある吉野ヶ里遺跡展示室に入ってみると、遺跡の出土品や前述の公園構想などの展示が見られます。管玉は玉造資料館の展示にもあったよう「渡来の技法」で作られたと思われます。手裏剣のようでも飾りのようでもある、独特な形の”巴形銅器”、これは何に使われたのでしょうね? | ||
|
||
見学を終えて出てくると、中学校の校長をしていたという方が「北内郭には行かれましたか ?」と近寄って来ました。まだ工事中ですがと前置きして、「あそこは卑弥呼の館があった場所ですから見てらっしゃい」。「そして」と、その向こうに見える宮の森を指差して、
「あそこが卑弥呼の墓だと思うのですが、信仰の場ですから掘らせてくれないんですよ」と言葉が続きます。ここでそんなお話を聞いていると、卑弥呼が本当にこの地に住んでいたような錯覚に陥り、ちょとしたワープ感を味わってしまいました。 |
||
鳥が止まる門(鳥居?)の向こうに見えるのは、吉野ヶ里遺跡展示室 |