1973年に建てられた釜山タワーの高さは120m、塔頂の展望台まで高速のエレベーターが結んでいます。料金は3,500ウォン(約400円)と、今まで入館してきた博物館と比べるとかなり高めです。閉館時間は季節によって違いますので、夜景を見たい方は事前のチェックをお忘れなく。 |
龍頭公園にそびえる120mの釜山タワー |
展望台に登ってから1時間、やっと夕暮れになりました。西側は国際市場方面が見えているのですが、この日の太陽はいつの間にか山の端に沈んでしまい、夕日が撮れなかったのは残念です。
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釜山大橋から影島、蓬莱山を見る |
こちらは公園の東南側の眺めです。蓬莱山に向って延びる、釜山大橋と影島大橋の光は水面に映ってとっても綺麗。釜山の町の灯はオレンジ系がメインで、白や青の光が点在する日本の夜景とはちょっと趣が違っていて、それが又旅情を誘ってくれます。
扶余の金銅製大香炉から始まって、武寧王、新安沈没船、徐福伝説、文禄・慶長の役、そして朝鮮通信使と、日韓両国の2000年以上にもわたる関係を、タイムマシンに乗って駆け足で通り抜けたような9日間でした。その間、色々な方々のお世話になりましたが明日は帰国。「さようなら、そしてありがとう韓国の皆さん」と、夜景を見ながらつぶやいていました。 |