『ウドン・ターニーの東50キロ』、と記されていたので「11時には着く」と読んでいたのですが、私の乗ったソンテウはまるで”市場巡りルート”のように、あちらの市場、こちらの市場と寄っては人を乗せていきます。しかも、野菜を大量に買い込んだ人たちが乗り降りする度に、運転手さんは降りて手伝いを繰り返すので、博物館の前で降ろされた時にはもう昼近くになっていました。 |
模バーン・チアン国立博物館入り口 門を入ると右手に陶壁画コーナーがあり、左に行くと博物館でした |
バーン・チアンは1966年に発見された墳墓遺跡です。発掘当初は「タイの寒村に世界最古の農耕文明の跡か!?」と騒がれ、その関連記事をどこかで見た記憶が今回の訪問に繋がりました。その後の研究で年代は数千年新しく修正されたようですが、では一体何時頃なのかの確証はないようです。
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博物館内は撮影禁止 、受付で許可を得て廊下から展示室を撮りました |
先史時代から始まる展示は、地元だけあって結構詳しいのですが、解説文がタイ語と英語とあってはただ展示品を目で追うだけ。土器のコーナーもさほどではなく、「優品は最初にバンコクに持っていかれたのかな」とも思いました。この土器はマニアの間でも評価が高いので、骨董品として国外にもかなり流出しているでしょうしね。 |