これぞ「マヤ遺跡」、緑の海に浮かぶのはパレンケの遺跡群です。包み込むような周囲の山々、敷地内を流れる小川、自然の起伏を生かした建物の配置。人為的で乾燥したメキシコ中央高原や、城塞のようなソチカルコ遺跡にはない、日本的ともいえるウェットな優しさを感じました。 |
葉の十字架の神殿からのパレンケ 向かって左が「碑銘の神殿」、四層の塔が見えているの右の建物が「宮殿」 |
ガイド無しで遺跡を歩くと肝心の場所を見落としてしまいがちですが、ここでも危なかった。最初に碑銘の神殿に登った時、団体さんで混雑していたので周囲の写真を撮っただけで早々に降りてきたのです。でも何故か心が残り、遺跡を立ち去る前にもう一度登ってみました。 |