南シナ海に面しているとは言え、ベトナムとタイが両側からぐっと迫っているためカンボジアの海岸線は意外と短いのです。その中でビーチリゾートが楽しめる場所と言ったらシハヌークビル。プノンペンから230キロ、国道4号線は国際港と首都を結ぶ大動脈でもあるため、トラックやコンテナ、長距離バスなど大型車両が目立ちます。所要時間はその日の交通量によって異なりますが、途中1回の休憩を入れて大体5~6時間と言ったところでしょうか。 | ||
|
||
野生動物捕獲禁止の看板などを見ながら、最初の数時間はほとんど起伏のない道、やがて遠くに山が見え出すと、車は丘陵越えにかかります。ここを越せば海が見える、と言う最後の峠には”交通安全の神様”があり、ほとんどの車がここで止まって、お線香やお供え物を捧げ交通安全を祈っています。「何処も同じ」、ですね。
|
||
海岸の端までいくと、牛が散歩していました |
||
1998年、初訪問時には通り抜けられた地域が、その後「開発中」になり立ち入り禁止。この奥にはひなびた漁村があったのに、もう行かれません。ゴルフ場か大型ホテルが出来るようですが、2004年現在まだその気配はありませんでした。完成が楽しみのような残念なような、何とも複雑な気持ちです。
|
||
いつも泊まっているのは東端にある海岸 まだまだ素朴だし、徒歩1分で海岸に出られるので快適です |
||
シアヌークビルにはビクトリービーチ、インデペンデントビーチなどいくつかの海岸があり、どこもローカルな雰囲気が魅力でした。でも前述のように急激に開発が進み、2004年正月に行った時には中央の海岸に初の大型リゾートが出現しており驚きました。カンボジアでもお金さえ出せば、快適なビーチリゾートライフが送れるようになりつつあるようです。 |