北方民族博物館見学後、西側にどんどん山を下っていくと博物館網走監獄に出ました。昔、この門の前で記念写真を撮ったことがありましたが、こんな山の中ではなかったように記憶しています。それもそのはず、ここは網走刑務所の建替えに伴って、当時の姿そのままに移築・復元・再現された、博物館としての”網走監獄”でした。 | |||||||||||||
博物館のシンボルとして、原寸大で復元された網走刑務所の正門 |
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裁判所法廷・放射状舎房・浴場・独居房・・・等など。敷地は広く見所も多いので、効率よく見て回るためにはもらった地図を参考に、”早回りコース(40分)”か”普通コース(60分)”のどちらかを選んで見学をはじめて下さい。
特に時間を割いていただきたいのは、受刑者の記録や資料を集めた行刑資料館です。北海道には、全国から囚人を集めて開拓を進めた、という暗い歴史があります。 厳しい自然状況の中、非人道的な環境で強制労働をさせられ(又は死んでいった)彼らの姿が、資料から浮かび上がってくるようです。 |
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